「オラファー・エリアソン 影の光」展 原美術館

http://event.japandesign.ne.jp/news/5479051110/


会期ぎりぎりの今日滑り込みセーフで見てきました。
案の定、長蛇の列で館内もとっても混んでいてあまりゆっくり鑑賞はできなかったんだけど・・・。


現代アートは正直よくわからず見ているところがあるのですが、体験型のインスタレーションの作品は好きです。
昨年、直島へ行ったときもジェームズ・タレルの光を使った作品には圧倒されたけれど、このオラファー・エリアソンの作品もよかったです。


いくつか展示してある作品のほとんどはアクリル板に光を当てて、光を当てることによってできるアクリルの物体の影と光を当てることによって生じるプリズムが壁に映し出され、少しずつ動くアクリルに合わせて、壁に映し出される影と光が変化していくのを見る作品でした。


1番よかったのはなんといっても『美/Beauty』という作品。
フライヤーにある写真では分からなかったんですけど、黒い部屋の天井から霧雨のようなものが降っていて、そこに光が当てられることによって、七色にミストが変化するんです。
まるでオーロラみたい。
よく滝に太陽が当ると虹が見えることがあるけれど、それと同じ現象なんだろうか。


あとは、『色彩の空間を包み込むもの/Colour space embracer』という作品が気に入りました。
丸いアクリルが重なって吊してあり、その中のいくつかに色が付いていているため、光が当ると壁に映し出される色や形が変化し、まるで万華鏡を見ているようなそんな気分になりました。


原美術館 → http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html